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「高校最初のテスト」で3年間の流れが決まりやすい理由|個別の現場から

「高校最初のテスト」で3年間の流れが決まりやすい理由|個別の現場から

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公開日: 2026-01-24 / 更新日: 1日 ago

私立の合格発表が続く今、「高校最初のテスト」で3年間の流れが決まりやすい理由|個別の現場から

今週は、私立高校の合格発表が続きました。

茨城キリスト教学園高等学校、大成女子高等学校、常磐大学高等学校、水戸啓明高等学校、水城高等学校、茨城高等学校、水戸女子高等学校など、名前を耳にする機会が一気に増える週でしたね。

結果が出ると、まずは本当に、ほっとします。最近では私立を第一志望に考えているご家庭が多くなってきました。

ここまで頑張ってきたお子さんも、支えてきたご家庭も、ひと区切りだと思います。

ただ、この「ほっとした瞬間」って、同時に少しだけ怖さもあります。

頑張り続けていた糸が、ふっとゆるむ感じです。

この時期は、進路がいったん見えた後に「生活のリズムが崩れそうで…」という相談が増えます。

高校最初のテストは、点数以上に“流れ”が決まりやすい

高校生になって最初に受けるテストは、思っている以上に影響が大きいことがあります。

それは、内申がどうこうという話だけではなくて、本人の中に「高校の勉強って、こういう感じなんだ」という基準ができるからです。

最初にうまくいくと、「やれば届くかもしれない」という感覚が残りやすいです。

逆に最初で大きく崩れると、「思ったより大変かも」という印象だけが強く残ってしまうことがあります。

高校の3年間は長い分、最初の印象がその後の動き方を左右しやすいんですね。

崩れやすい原因は、やる気の問題というより“空白”の問題

ここは、個別で見ていて強く感じます。

受験が終わると、急に空白ができます。

目標がいったん消えて、周りの声かけも少し落ち着いて、友達との時間や部活の予定が増えて、生活が春のモードに切り替わる。

こうなると、特別にサボっているつもりがなくても、勉強の時間が自然に減っていきます。

「意志が弱い」とか「根性がない」とか、そういう話ではないことが多いです。

だからこそ、気合いでどうにかするより、“空白を作りすぎない形”のほうが効きやすいと思っています。

高校受験は、ゴールというより“スタート地点を整えた期間”

受験勉強って、知識の量ももちろん大事なんですが、もう一つ大きいのは「勉強を生活の中に置けた」ことだと思うんです。

決まった時間に机に向かう。

やる日とやらない日が混ざりすぎない。

終わったら少し振り返る。

こういう習慣が、受験期には形になりやすいです。

そして、この習慣は高校に入ってからこそ本領を発揮します。

大学・専門学校・就職など、次の目的地は人それぞれですが、結局、進む方向が何であれ「続けられる人」が強い。

塾としても、ここはずっと大切にしている部分です。

個別の現場でよくあるのは「春に崩れて、夏に焦る・・・けどそのまま2年間過ごして3年になって焦り始める」パターン

少しだけ本音を言うと、春に一度崩れてしまうと、夏前に焦りが出やすいです。そこでもう一度高校受験を思い出して、頑張りだすお子さんはいいですが、ズルズル3年まで過ごしてしまう・・・高校受験は3年からで追いつけたかもしれませんが、大学入試は、さすがに、難しいです。3年になって一気に取り戻そうと思っても、学習する内容が桁違いに多くなりますから、時間がたりません。毎日コツコツやってきた人に追いつくには、何倍も時間と学習量がかかります。

本人も分かっているけれど、戻し方が分からない。

何から手をつければいいか、迷う。

結果として、時間だけが過ぎる。

逆に、春のうちに大きく攻めなくても、“受験のテンポを薄く残す”だけで、夏以降がかなり楽になる子もいます。

高校生になると、部活も新しい環境も始まります。

だからこそ、最初から完璧を求めすぎず、でもゼロにはしない。

このバランスが現実的だと感じています。

今日からできる“小さな一歩”を2つだけ

ここからは、「こういうやり方もあるかもしれません」という提案です。

1)受験期にできていた“勉強の時間帯”を、ひとつだけ残す

春休みは、自由度が高い分、崩れやすいです。

だから、内容は薄くてもいいので、時間帯だけは残すと整いやすいことがあります。

例えば、夕食の前の20分だけ。

寝る前の15分だけ。

朝起きて最初の10分だけ。

「短くていいから、続いている」という感覚が残ると、高校が始まってからの立て直しがすごくスムーズです。

2)“高校最初のテストまで”を、ざっくりだけでも見える化する

高校によって最初のテストの形や時期は違います。

だからこそ、「いつ頃、最初の山が来るか」を先に把握しておくと安心材料になります。

細かい計画でなくて大丈夫です。

「この週は忙しくなりそう」

「この週は少し余裕がありそう」

その程度の見立てだけでも、気持ちが落ち着くことがあります。

まとめ:最初のテストは、“自分の流れ”を作るチャンスでもある

私立の合格発表を経て、いよいよ4月から高校生になる子が増えていきます。

ここまで頑張ってきた勢いは、ちゃんと次につながります。

ただ、その勢いは、放っておくと自然に薄くなります。

だからこそ、ゼロにしない。

薄くても続ける。

高校最初のテストを「流れを作るきっかけ」にできると、その後の3年間が少し楽になる子は多いです。

ここまで走ってきたお子さんも、支えてきた親御さんも、本当にお疲れさまでした。

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