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「質問できない子」を置き去りにしない

「質問できない子」を置き去りにしない

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公開日: 2026-01-10 / 更新日: 2週間 ago

塾探しのご相談で、よく出てくるのがこのタイプです。

「分からないところがあっても、本人が何も言わない」

「授業のあとに先生へ聞けない」

「家では“分かった”と言うのに、テストだと点が取れない」

質問できない子は、やる気がないというより、性格やその場の空気に左右されやすいことがあります。

そして厄介なのが、**本人は困っているのに“困っていないように見えてしまう”**ことです。

今回は、「質問できない子」に合いやすい塾の選び方と、家庭でできる小さな整え方をまとめます。


よくある考え方と、その落とし穴

「分からなければ聞けばいい」と考えてしまう

大人からすると正論ですが、本人にはハードルが高いことがあります。

  • 周りの目が気になる
  • どこが分からないか、言葉にできない
  • 先生が忙しそうに見える

こういう理由で、黙ってしまう子は少なくありません。

「そのうち慣れるはず」と様子を見る

慣れる子もいますが、慣れない子もいます。

質問できないまま進むと、分からない箇所が積み上がって、ある日突然「もう無理」となり、勉強そのものが嫌になってしまうこともあります。

「家で親が教えればいい」で解決しようとする

家庭で助けられるのは強みです。

ただ、毎回続くと親も子も疲れてきますし、親子だと感情が混ざりやすく、勉強そのものが嫌いになるケースもあります。


質問できない子が伸びやすくなる“仕組み”の作り方

「質問しなくても拾ってもらえる」環境が合いやすい

質問が苦手な子ほど、先生からの声かけに救われます。

小〜中規模で目が届きやすい塾だと、黙っているサインに気づいてもらえることがあります。

授業だけで終わらず、演習まであると“つまずき”が表に出る

授業中は分かったつもりでも、演習で手が止まることがあります。

その場で止まれる環境があると、質問が苦手でも「ここが分からない」が自然に見える形になります。

「質問」ではなく「確認」から始める

いきなり「質問してみよう」はハードルが高いです。

例えば、本人にはこう伝える方が現実的です。

  • 「ここ、合ってるかだけ見てもらおう」
  • 「この1問だけ、考え方が同じか確認しよう」

“質問”ではなく“確認”なら、口に出しやすい子もいます。


家庭でできる小さな整え方

「分からない」を言いやすくする一言を用意する

家でできるのは、追い込む言葉より、出しやすくする言葉です。

  • 「分からないって言っていいよ」
  • 「どこが分からないか分からなくても大丈夫」
  • 「1問だけ一緒に整理しよう」

この言い方だと、本人が黙りにくくなります。

勉強の報告は「時間」より「詰まった場所」を聞く

「何時間やった?」は、答えにくい子がいます。

代わりに、

  • 「今日はどこで止まった?」
  • 「いちばん引っかかったのはどこ?」

この聞き方だと、次の質問や相談につながりやすくなります。


見学や体験でチェックしたいポイント

  • 先生の方から声をかける場面があるか
  • 質問が苦手な子へのフォローが想定されているか
  • 授業だけでなく、演習や復習の時間があるか
  • 分からない問題を「その場で」解決できる流れがあるか
  • 通い方や回数を、面談で一緒に調整できるか

まとめ

  • 質問できないのは、やる気より“環境と性格”の影響が大きいこともある
  • 目が届き、声かけがある塾は相性が良い場合がある
  • 授業+演習まで見てもらえると、つまずきが表に出やすい
  • 家庭では「質問して」より「確認しよう」の言い方が使いやすい

塾は「教え方」だけでなく、質問が苦手な子を置き去りにしない仕組みがあるかでも相性が変わります。

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